意外と気づかない物件チェックポイント

物件を見に行った時のチェックポイント

われわれは毎日のように物件を見ている不動産業者ではありません。
ですから物件を見に行ったときも、具体的にどこを見れば良いのか実はよくわかっていないものです。

投資として物件を見る場合も、単に収益面の数字を追うだけでなく、自分が住んでも良いと思えるかという視点を持つことが大事です。
なぜなら、そのほうが将来的な売却が有利になるからです。

以下では具体的何をチェックすべきかを挙げておきましたので、参考にしてみてください。

1、間取りだけでなく、面積をチェックする
1LDKとか2LDKといった「間取り」は気にしますが、76.58m2(23.16坪)といった面積を気にかけない人が多いです。
しかし、同じ間取りでも面積の違いで印象は大きく変わります。

2、面積は、階段など含んでいないか確認する
これは注意事項です。
例えば、1つの賃貸で複数階が利用できる場合などの際、上の階と下の階を結ぶ階段部分などは面積計算に含まります。
このようなスペースは、活用レベルが低くなる割には、面積の大きさとしては大きくなるため、数字だけを鵜呑みにせず、間取図と共に理解しておくようにしましょう。

3、昔の地図で沼地でなかったかを確認する(地盤の強度を確認する)
これは、震災後、注目されている点です。
マンションやアパートが建っている場所が、昔はどんな場所だったかを知ることで、地盤の強さが伺えます。
昔が沼地や海だった埋め立てられた場所の場合、液状化の影響を受けたり、万が一の際の傾きや水周り等のトラブルに見舞われるリスクが高くなります。

4、子供とペットの可否を知っておく
ご自身に子供やペットがいれば当たり前の確認事項ですが、いない場合は意外に忘れがちな項目です。

5、ベランダとバルコニーの違い
名前にこだわるのは基本的に意味がありませんが、一応次の違いがあります。

【ベランダ】
部屋の窓から飛び出した部分で、屋根がある場合

【バルコニー】
部屋の窓から飛び出した部分で、屋根がない場合
他にも【テラス】というのも見かけますが、これは1階の場合の突き出した部分を示すことが多いようです。
6、マンションかアパートか
明確なルールはなく、あくまでも一般的な考え方にはなります。
一般的な考えは、建物の構造で分けていることが多くあります。

【マンション】
遮音・耐火が特徴の鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートの場合で、階数が3階建以上のことが多いです。

【アパート】
木造や軽量鉄骨の造りで、3階建て未満の建物に多い。コーポ・ハイツと言われる場合も多いです。

7、内見は必ずカメラ持参で写真を撮ること
内見出来るところは全て撮りましょう。家に帰ってから「あれってどんなんだっけ?」と思うのは当たり前のことです。

8、最初の印象をメモしておく
物件を初めて見る時に、もし何か直感で思ったことが出たらメモしておきましょう。
結構後になって再度気になることがあります。
もし、メモのことが悪いことならば、それが解消できるのかを含めて内見を進めましょう。

9、掃除済みかを聞く
その物件が新築でない限り、通常は前に住んでいた人が出てから内見が可能となります。
その場合、内見の段階で全ての掃除が完了であるのかを聞いておきましょう。
掃除完了済みにも関わらず、エアコン・水周りの臭いや網戸・窓などの不良・穴などが見られる場合は、それがその物件を管理している人のあり方という認識もして、やはり住みたいか?をイメージしましょう。

10、壁のシミ、キズ

11、ビー玉で物件の傾きチェック
よく聞き慣れたことかもしれませんが、大事です。
悪い意味で傾きは大きな影響を及ぼします。
シンプルにビー玉を持参して転がらないかをチェックしましょう。
転がったら傾いています。
建物がゆるいか、地盤がゆるいか、いずれにしても問題です。

12、事件・事故・不幸があった物件でないか確認する
何か事件のあった部屋が貸し出される場合、あなたは契約前にそれを知る権利があります。
必ず、内見の際には、「事故や事件のあった部屋でないか?」を確認しましょう。

13、お墓が周りにないか
確認する全ての窓を開けた時の景色の確認だけでなく、周辺を徒歩で軽く歩く範囲など、自分の気になる範囲までは早い段階で確認しておきましょう。

14、川が近くにないか確認する
臭いや虫、自然災害への備えは大丈夫かを確認しましょう
15、ネット環境が工事が必要であるかを確認する
最近では、賃貸マンションに予め「光回線」が工事済みで、各部屋の契約者はマンションが勧めるプロバイダ契約を行っておけば入居と同時にネットを利用することが可能です。
しかし、小さなアパートや昔のマンションなど、全ての賃貸物件でそのような条件が出ているかと言われれば、まったく違います。

16、エアコン数と範囲のバランスをチェックする
17、収納
収納スペースがしっかり設けられていない物件は、ケースや棚を置く面積が予想以上に必要となってしまい、図面で見る以上に狭い物件になってしまいます。

18、最寄で買い物できる場所、病院までの距離
病院や買い物をする場所は、駅からの徒歩よりも時に重要です。
しっかりと静かな数分を作り、窓を開けたときと閉めたときとで体感しましょう。
意外な音が気になることにき気づくこともあります。

19、お風呂のタイプを確認する
広さのみならず機能性を確認しましょう。

20、カビや結露の跡
カビや結露の跡が壁や天井、窓枠など見て、残っていないかもチェックしましょう。

21、水回り
水回りはすべて使用させてもらい、漏れがないか確認しましょう。
水道は内見の際も使えるはずです。
全ての蛇口を回す許可をもらい、水道管の水漏れやシャワーの出方の強弱、臭いなども確認しましょう。

22、天井
見落としがちな天井を見て、雨漏り跡等がないか確認する
雨でなくても、外壁や部屋の中の壁や天井にシミや出ていないチェックできます。
雨漏りは、外壁にも部屋内部にも跡や黄ばみになって出やすく残りやすいものです。

23、角部屋
図面を見たときに「角部屋」と書いてあっても、内見時に確認が必要なポイントが1つあります。
それは、隣の部屋の有無ではなく、隣のマンション・アパートの有無と距離です。

都心エリアではどうしても個々の家々が密接に並んでしまっている場合があります。
このとき、角部屋のはずの部屋の直ぐそこに隣の物件の壁や窓がそびえていたら・・・
必ず、隣の部屋だけでなく、隣の建物にも気を配りましょう。

24、共有スペース(ポストや玄関、ゴミ収集場所)
清潔感で利便性だけでなく、共有スペースでは、その物件に済んでいる他の人の傾向や物件の管理体制の両方が見えます。
例えば、共益費が高いにも関わらず、ポスト回りやゴミ収集所などが汚い場合、共益費の使われ方が疑問です。
また、合わせて住人のマナーも気になります。

以上が物件でチェックすべき項目です。